カズオ・イシグロ『充たされざる者』の登場人物まとめ
ハヤカワepi文庫で解説含めて、948ページの大著。
登場人物(会話の中だけの登場人物等を含む。)については次のとおり。
Chapter 1
タクシーの運転手(p9)
わたし(ライダー、ピアニスト)(p1)
フロントマン(制服姿の若い男)(p10)
ホフマン(ホテル支配人、50がらみ、背が高く太っている)(p10)
ブロツキー(p10)
グスタフ(年配のポーター、勤続27年)(p12)
家内(グスタフの妻、既に死去)(p14)
ミス・ヒルデ(ヒルデ・シュトラットマン、市民芸術協会スタッフ、ライダーの滞在中すべてが順調に運ぶよう取りはからう役目、ビジネススーツを着こなした小柄な若い女性)(p20)
クリストフ(ライダーが会いたいとミス・ヒルデに要望したとされる人物)(p27)
ゾフィー(グスタフの娘、グスタフ曰く決して美人とは申せないが、まあ、魅力的な容姿をしている、とても気立てのよい人間、じくじくと思い悩んでいる(p54))(p29)
ボリス(グスタフの孫)(p29)
両親(ライダーの両親、おばの家で幼いライダー(6〜7歳頃)と一緒に2年間暮らす)
Chapter 2
家内(支配人ホフマンの妻、ライダーの記事の切り抜きを集めている)(p40)
アントニオ・ザノットー(支配人自慢の建築アトリウムの設計者)(p46)
ウエイター(アトリウムの角かどにある独立したバーをせわしなく行き交う。白い制服姿)(p46)
バータンダー(アトリウムのバーで働く)(p46)
レップ、クロル、ハーン、ニースケンス(ライダーが何年も前に観戦しにいったサッカーの試合(ドイツ対オランダ戦)のオランダ・チームの選手名)(p47)
シュテファン・ホフマン(支配人ホフマンの息子、20代前半のういういしい顔の青年、アマチュアピアニスト)(p48)
ジャン=ルイ・ラ・ロシュ(シュテファンが「木曜の夕べ」で演奏する『ダリア』の作曲者)
クランクル(コーヒーハウスの経営者?店員?)(p58)